酵素が減る原因と、腸内環境への影響
脂肪分たっぷりの肉類、揚げ物といった消化の悪い食べ物は、あっさりとした消化のいい食べ物よりも消化酵素を多く消費してしまいます。
また忙しい現在人の食生活では、生の野菜や果物、発酵食品などを摂る機会も少なく、食物酵素を摂って消化酵素の働きをサポートすることもできません。
コンビニのお弁当屋、ファーストふーでなどの加工食品には食物酵素はほとんどといっていいくらい含まれていないからです。お腹がいっぱいになるまで食べたり、だらだらと食事をするのも良くありません。腸の中にいつまでも未消化のものがあると、消化酵素をどんどん消費してしまうからです。
酵素を無駄に減らさないためにも食事は規則正しく摂ること、そして腹八分程度にしておくことが大切です。
また、酵素は体内の老廃物や有毒物質を排出させる働きもあります。そのため体内に残りやすい食品添加物の多い食事を摂ると、その分、酵素が消費されます。
さらに、睡眠不足も酵素を減らす要因の一つです。人間の体は夜寝ている間に細胞を再生させていますが、酵素も同じように寝ている間に作られています。夜遅くまで起きていて、寝る前に食事をするなどは、まさに酵素の無駄遣いといっても過言ではありません。
同じようにストレスや喫煙、過度のアルコール摂取なども酵素を消費させる原因になります。
酵素を無駄に使わないようにするには、規則正しい生活とバランスのとれた食事、そしてストレスをため込まないようにすることです。
酵素が不足すると、腸内環境が悪化します。このことで便秘になったり下痢を繰り返したりするのです。また、腸内環境が悪化すれば、免疫力も低下するので、風邪が治りにくくなったり、疲れが取れにくくなるといったことになります。
人間が一生のうちで作ることができる体内酵素の量には限りがあります。そして加齢とともに酵素を作り出す力は弱くなり、酵素の量は徐々に減少していきます。
加齢のほかにも生活習慣や捨てレスなどの要因でも酵素は消費され減っていきます。
私たちは誰でも年を取っていきますが、だれもが同じペースで老化していくわけではありません。生活習慣や食事などに気を配り、酵素サプリメントを摂って、体内酵素の働きをサポートすることができれば、いつまでも若々しく健康な毎日を過ごせると思います。